当院の月経困難症治療について

当院では、月経困難症(生理痛)過多月経(生理の量が多い)月経前緊張症(PMS)などの治療で、以前からホルモン療法漢方療法に力を入れております。(西洋医学と東洋医学のそれぞれの良いところを取り入れております、ホルモン療法と漢方療法を併用することも多々あります)

LEP=低用量エストロゲン(女性ホルモン)・プロゲスチン(黄体ホルモン)配合薬、いわゆるピルは、これらの辛い症状を改善します。
症状やライフスタイルなどを考慮して、個別に一番合っている薬を処方するよう努めております。
現在、LEPは種類がたくさんあり、含有しているホルモンにより様々な副効用も期待できます。ニキビ・肌荒れやむくみに対して効果があるもの気持ちの落ち込みを改善するもの、また、長期間生理を止めるものもあります。(最長120日間)
昨年12月に富士製薬から発売された「アリッサ®」は、①血栓症のリスクが低い可能性、②子宮内膜症の治療効果が高い可能性、③乳がんの予防になる可能性があり、当院では発売当初から多くの方に処方しております。
(従来のLEPと異なり天然型のエストロゲン(エステトロール:E4)を含有、LEPと区別してE4ーLEPとも呼ばれます)

当院ではLEPと同等か、むしろ月経困難症などの痛みに対するホルモン治療の第一選択としてジエノゲスト(黄体ホルモン剤)という薬もご提案しております。
<ジエノゲストの利点:LEPとの違い>
血栓症の心配がない
=誰でも使用できる
生理が来なくなる
=子宮や卵巣を守る効果が高い
鎮痛効果が高い
ホルモンの変動がない
=月経や月経前の不快な症状がフリーになる
月経が来なくても更年期や閉経になるわけではない
=自分の女性ホルモンはやや抑えられるのみ

ホルモン療法に抵抗のある方には、漢方薬による治療も行っております。(錠剤の漢方薬もあります)

当院では、個別に一番合っている薬を処方するためにまず患者さんからお困りの症状を丁寧に伺い、薬に関して十分説明します。
ご不安やご心配なことは何でも医師にお話しください。
他院にて、治療が合っていない、治療に対する説明が少なく不安、副作用に対する対応が不十分など、何かありましたらお気軽に当院までご相談ください。

思春期の方には内診は行いません。お話をゆっくり伺い、お腹の上から行うエコー検査(超音波検査)のみです。ご安心ください。

※副作用がありましたらいつでもご相談ください。(ホルモン療法の一番多い副作用は不正出血です)
学会やオンライン勉強会へ積極的に参加して他院の先生方の副作用への対応を日々勉強し、日常診療に取り入れております。

※LEP、ジエノゲスト、漢方薬は保険適応の薬剤です。(月に800円~2500円前後です)

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