今まで一部のクリニックやオンライン診療にて、いわゆる「ミニピル」(日本で未承認の薬剤)として処方されていたプロゲスチン(黄体ホルモン)単剤の経口避妊薬ですが、日本で初めて承認された薬剤があすか製薬より販売されます。
(世界各国では以前から使用されております)
避妊効果は、ピルと変わらないとされております。
当院では、今年の7月から処方できるように今から準備を進めております。
外来にてお気軽に医師までご相談ください。
ピル、ミレーナ®(子宮内黄体ホルモン放出システム、いわゆる子宮内に装着する避妊リング)以外の避妊方法の選択肢として、お考えいただけましたらと思います。
よろしくお願いいたします。
今後も当院では新しい治療を積極的に行ってまいります!
スリンダ®錠:ドロスピレノン(黄体ホルモン)を有効成分とする本邦初のプロゲスチン単剤の経口避妊薬
ピルと異なり血栓の原因になり得る女性ホルモンが含まれおりません。
ピルと異なり
・40歳以上の方
・高血圧、弁膜症がある方
・喫煙される方(もちろん、タバコは健康のためには吸わないのが望ましいですが)
など、血栓リスクがある方も安全に内服できます。
(今までは、ピルが内服できない方はミレーナの装着を検討していただきました)